金沢の観光スポット
にし茶屋街~野町界隈に行ってみよう!
金沢三大茶屋のひとつに数えられるにし茶屋街。格子戸が美しい茶屋建築とここから徒歩圏内のスポットをゆっくりと巡ってみませんか。
にし茶屋街
伝統的な美しい出格子の、二階建て町屋が軒を連ねる風景が情緒あふれています。大正期のベストセラーとなった「地上」の作家・島田清次郎に関する資料を展示する【金沢にし茶屋資料館】があります。二階には今でもお茶屋遊びが行なわれているかのような、金屏風や漆塗りの調度品など豪華な茶屋の一室が再現されています。
尚、室内の写真はOKですが入室は禁止となっています。
妙立寺
数々の仕掛けが施され【忍者寺】の愛称で親しまれています。落とし穴になる賽銭箱、床板をまくると出現する隠れ階段、金沢城への抜け道が整備されていたとされる井戸の仕掛けなどお寺のいろいろな場面で見られます。当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩は、幕府の襲撃に備えて妙立寺に出城砦としての役目を果たすためのものでした。
迷路のような内部は出られないと言われておりガイドの案内が必要です。事前に予約をして訪れてるのがよいでしょう。
香林寺
慶安四年(1651年)に建立された禅宗の寺院。近年は【願掛け寺】として有名で「願掛け十二支の庭」の中にある「幸福の道」を右回りで2周して3周めに自分や家族の干支に手を合わせると願いが叶うとされています。
願掛け以外にも「出世達磨」への願玉入れ等があります。
9月のお彼岸の頃には白の彼岸花、白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)が咲きほこり多くの参拝客が訪れています。
六斗の広見
国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている【広見】とは、金沢の街中に点在する道が広く開けた空間を指します。
妙立寺の先に広がる【六斗の広見】は、市内の中で最も広いとされている場所になります。
藩政時代に火事から町を守るために作られたとされています。
また、誘い込むためだったり、馬車の回転をするためだったりとさまざまな使われ方をしてきました。
何気ない日常の道にも歴史を感じますね!