浴衣と着物の違いはっきり分かりますか？
実はなんだか違いは曖昧だという方はたくさんいらっしゃると思います。
私も一緒に勉強していきたいと思います。

浴衣は簡単に言うと『夏に着る薄手の着物』。
生地も着物と違い薄くてさらっとしている麻や綿などのものが多くみられます。
足元は裸足で、下駄を履きます。

浴衣は本来、”湯帷子（ゆかたびら）”と呼ばれ、平安時代の貴族が入浴時に着る物とされていました。
それから江戸時代に ”風呂屋” が流行るようになると、庶民が風呂あがりに浴衣を着るようになりました。温泉の旅館でも今でも浴衣が着られていますよね。
徐々にお風呂上りだけでなく、外にも着ていくようになり、現在のようにお祭りや花火大会でよくみられる夏の風物詩となりました。

一方着物はものにもよりますが、絹・木綿・ウールなどの素材のものが多く、生地もしっかりとしています。
肌襦袢や長襦袢を着て、足袋に草履を履きます。しっかりインナーを着るとなると、浴衣のように気軽に涼しくは着られないですね。
でも浴衣はカジュアルな場面での着用しか出来ませんが、着物は冠婚葬祭や初詣や成人式、不祝儀など公式の場に着ていくことが出来ます。

たとえて言うならば浴衣はキャミソールやタンクトップなどの軽装、
着物は着ていく場所を選ばない正装(スーツやドレス)といったところでしょうか。

浴衣と着物の違い、ざっくりとですがわかりましたか？
着物レンタルの時に浴衣か着物か迷ったときにはさほど有益な情報ではなかったですね😅
その日の気温やご自身の気分で着たいものを決めてみてくださいね。
またこれからの季節は着物がメインになってきます。かわいい着物をたくさんご用意して
お待ちしておりますね🥰

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