加賀百万石の時代より、長い歴史を刻んできた伝統芸能が、今でも数多く伝承されています。

中でも、金沢芸妓は磨き抜かれた伝統芸とあでやかな着物姿、そして細やかな「おもてなしの心」が高い評価を受けています。ひがし・にし・主計町の芸妓が勢ぞろいするのが、「金沢おどり」です。

2022年は9月22日～25日の間、石川県立音楽堂邦楽ホールにて開催されます。最終演目では、三茶屋街合同での総おどり「金沢風雅」で豪華にフィナーレを飾ります。

石川県立音楽堂

オーケストラアンサンブル金沢の本拠地クラシック音楽専用のコンサートホール、日本の伝統芸能専用の邦楽ホール、多目的使用の交流ホールの３つのホールを設けた全国でも希な音楽文化施設です。金沢駅に隣接しています。

「金沢おどり」が開催される邦楽ホールは、発表・鑑賞の場であるとともに歌舞伎や文楽などの公演を行う場でもあります。石川県に息づく古典芸能を継承、発展させ、またその他、様々な芸能との出会いを演出しています。これからやって来る秋！芸術の秋として伝統と格式をじっくりと味わえる空間にぜひとも訪れてみたいですね！