着物を楽しむポイント
小物との組み合わせでオシャレ度UP!!
洋服とは違い、着物は同じ感じに着こなしがちですよね?
そこで、小物のアレンジの要点をとらえることで、他の人との差をつけて着物美人をめざしましょう!!
帯揚げ・帯締め
着物のおしゃれのかくれたアイテムとして、こだわりたいのが帯揚げと帯締め。帯周りのコーディネートにこだわることにより、より洗練された着姿となります。
帯揚げは、帯の上辺を飾る布で、帯結びの形を整えるのが役目です。帯揚げがちらりと見えることで華やかで引き締まった印象となります。着物や帯の格によって、素材、色柄、結び方を使い分けるとよいでしょう。
帯締めは帯にぐるっとまかれた紐のことです。帯締めは帯の形が崩れないように、帯を固定する着付けでの最後の大事な仕上げです。帯の中央となりますので、華やかさ可愛いさを表現できるとても効果的なアイテムです。
街着のカジュアル着物に合わせるとよい帯揚げ・帯締めはその時の着物と帯のコーディネートを考え選びます。帯の模様のカラーより一色や着物からうけるイメージとの色の反対色、または補色を取り入れるとバランスよく決まります!
半襟
半襟は、着物の下に着る長襦袢に付ける襟のことです。
長襦袢本体に、襟部分の汚れがつかないようにするための役割があります。
そして半襟は着用する着物に合わせ変えることができ、顔周りの印象を華やかにする大切なアイテムです。
半襟には白無地から刺繍入りや柄の入ったものまであります。
TPOを意識して様々なコーディネートを気軽に楽しむことができます。
白無地の襟合わせは浅くシャープに、柄物は深めにたっぷりという具合に着こなすと素敵です。
着用後は長襦袢から外し速やかにお手入れをしましょう。
正絹や刺繍入り、金銀使いの半襟は専門店への依頼をお勧めします。
バック・草履
コーディネートを完成させる上でバックと草履の選び方次第で印象が変わってきます。
着姿とのバランスをとり選んでみるのがよいでしょう。
バック、草履と言ってもフォーマルからカジュアルのものまで色々とあります。
着物の格や着ていくシーンを思い浮かばせデザインや色との相性、そして使い勝手を考えて選びましょう!
バックの種類として和装ハンドバック、がまぐちバック、巾着型と豊富にあり、洋服のバック選びとはまた違う楽しみがあります。
草履選びで気をつけたいのが、自分の足にフィットすることです。
サイズが合い、少し歩いてみて履き心地がよいものが適しています。
近年は雨にも強く気軽に履けるウレタン素材で高さも3~4cmと低めで足の負担が軽減してくれる草履が人気です。