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兼六園周辺の近代建築スポット

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兼六園周辺の近代建築スポット

歴史と近代が共存する金沢には、レトロな雰囲気が漂う建築スポットがたくさんあります。
今回は兼六園周辺の近代建築をご紹介します。

国立工芸館

東京国立近代美術館工芸館が石川県に移転され、2020年10月25日、兼六園周辺文化の森に「国立工芸館」としてオープンしました。左側は「旧陸軍第九師団司令部庁舎」、右側は「旧陸軍金沢偕行社」、二つの旧陸軍施設を移築し活用されています。外観は、移築改修に伴い判明した建築当時の色が再現しされています。

所蔵する作品は1,900点以上陶器、漆工、染織、金工など全国あらゆる工芸品が大集結しており、金沢出身の人間国宝・松田権六の工房を移築・復元した「松田権六の仕事場」もあります。

石川県歴史博物館

国立工芸館に隣接する赤レンガ3棟の建物が「石川歴史博物館」です。

その昔は陸軍兵器庫、戦後は金沢美術館工芸大学として使用され、平成2年には重要文化財に指定されました。
第1棟の中央階段は大正初期の雰囲気があり、特におススメです。

展示室にはジオラマや模型、実物資料、スクリーンによる映像解説などのさまざまな展示があり、石川県の歴史、文化を知ることができます。

しいのき迎賓館

大正13年竣工した旧石川県庁舎は平成15年に新県庁舎への移動後、「石川県政記念しいのき迎賓館」としてリニューアルしました。
レトロ建築の表玄関とガラス張りの近代的な背面外観、そして玄関前にはシンボルとなり名称ともなっている2本のシイノキがあり樹齢約300年程とされています。
建物にはギャラリーや工芸品を扱うセレクトショップやレストラン&カフェも併設されており、金沢城の石垣と樹木が一望できます。

いかがでしたか?

どれも明治~大正の面影を残すものばかりですので、袴を着て散策されると当時にタイムスリップした気持ちになれるかもしれませんね。

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