４月は、入学式、入社式また春の結婚シーズンと、新たな始まりとなる季節ですね。

この頃は、気温が安定せず肌寒い日もあれば、外では陽射しがまぶしく暑さを感じることも。

着物には、着用する季節が決められていますので、この時期におすすめの着物を押さえてみましょう。

4月に相応しい着物

4月は、着物の仕立ては「袷・あわせ」裏地が付いた着物を着るのが習わし。
着物には、季節を感じながら着こなす楽しみがあります。

咲く前の花柄の着物を着ると季節を先取りし粋でおしゃれとされています。
その点からいうと、4月に適した着物の花柄は5月に咲く桃、藤、牡丹、菖蒲、ばらなどがおすすめとなります。
カラーも明るいパステルカラーや淡いピンクや水色が春らしい陽気に会います。

春のフォーマル着物

4月の式典といえば、一番にはお子様の入園・入学式ではないでしょうか。
あくまでもお子様が主役となりますので、礼節を尽くしつも控えめな着こなしがぴったりです。

着物は、準礼装、略礼装となる「訪問着」「付下げ」「色無地」などが一般的です。
春らしい落ち着いた色味を選んで。帯は袋帯で、二重太鼓で結ぶのが基本。
カジュアルな物はさけ、金糸。銀糸が施された礼装用が一般的です。

式典後には、桜の下で思い出となるお子様との記念写真を、残しておきたいですね。